今回、幼稚園からの同級生であり、現在ブルースミュージシャンとして活動しているHannaくんにインタビューをした。

松原 僕の記憶が正しければ小学校時代、hannaくんはどちらかというとスポーツ少年で休み時間はいつもバスケやサッカーを一緒にやっていたんだけど、いつからだったっか休み時間に体育館やグラウンドに来なくなったよね。何処にいたかというと音楽室。ギターに夢中になっていたよね。こういう事って聴いたことが無かったんだけど、なんでギターを始めたの?

hanna キッカケは子供心にエレキギターの音が、1番自分にとって色っぽい音だと感じたんだと思う。もちろん自分はギター弾きだから、アコースティックも弾くけれど、アンプに繋いだ時の音は今でも自分がいちばんテンションの上がると同義で直結しているんだよね。1番の発端は3歳のときに『宇宙家族ロビンソン』っていう、宇宙のロックスター的なギター・ヒーローが出てくるアニメに魅せられたのがはじめだった。その後、父親が音楽をやっていたこともあって、エリック・クラプトンのLaylaを聴かせてもらった時に脳天に雷が突き刺さったんだよね(笑)。自分がいまブルースをやっていて、それでクラプトンが好きっていうのは邪道っていう定義があるんだけど、僕にとってやっぱり両親が教えてくれたクラプトンのブルースは最高な訳で…。そういった意味ではセンスがいいのかわからないけど、親にはとても感謝している。自分たちが一流と思うものしか与えたくないって思うような親だったから、自分の中のセンスや価値観は親から受け継いだものっていう意識が凄くあるんだよね。なによりセンスを親から貰えるって、こんなありがたいことはないと思うんだ。小学校の時に周りにいた大人に、今聴いている音楽は一生のモノになるから、親に感謝しなさいってよく言われていて。でも当然そんな実感が持てるわけもなく、今になってやっと思えることなんだよね。自分の中にそれしかないって今思えることは本当にありがたいって思うんだ。

新しいブルースの価値を見出していかなきゃいけないし、こういうブルースもいいんじゃない?っていうものも手探りで見つけていかなきゃいけない。そういう意味ではライブでどこまでできるかっていうところが凄く重要になってくると思っているて、いまはライブの映像もYOUTUBEで世界中に流すことができるのは誰もが知っていて、どんな小さいライブでもYOUTUBEのアップするっていうことがマストだよね。だから最近よく言われている、CDが売れないから音楽業界が危ないっていうのは凄くナンセンスなことだと思うんだよね。その商売体型も成り立たないのはわかりきっているし、逆に僕らみたいな人にはチャンスなんだ。だれだってすぐにインターネットを通して世界中に伝えられるし、CDだってPCがあれば簡単に作れて配れるんだから。なにも音楽がやっていけないって時代じゃないんだと思っているよ。これは何度も言うけど、大勢の人が気付いていて、知っていることなんじゃないかな。実際に僕らもCDって高いし、そんなに買えないよ(苦笑)。それにCDだと誤魔化しがきくし、そういった意味ではライブって誤魔化しがきかないものだからパフォーマンスも含めて、ライブできる人が生き残るし、音楽の原点的なところに行っているんじゃないかな。

hanna3Monday Blues vol09にて同級生であり音楽家のチャランポランタンと共演。

Hanna 1988年東京生まれ。幾つかのバンド経た後、自らのルーツであるブルースの道に進むためソロ活動を始める。2010年、自身のブルースイベント「hanna’s Monday Blues」をSPIRALの地下にある青山Cayでスタートさせる。2011年 、マンスリーイベント「hanna Present’s Steady Groove」を渋谷Cozmosでスタートさせるなど、新世代のブルースギタリストとして活躍中。

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